若手社員クロストーク

同期と振り返る、
新卒1年目の
NHSS。

cross talk 02

日本ハムシステムソリューションズ(NHSS)では、理系・文系の学部問わず、
入社したメンバーがITのプロフェッショナルを目指して経験を積み、活躍しています。
情報系学部の出身、あるいはまったくのIT未経験。さまざまなバックグラウンドを持つ就活生たちは、
ニッポンハムグループをシステムで支える責任ある仕事をどのように習得していくのでしょうか。
2024年入社の3名が集まり、入社当時を振り返りました。
IT研修から緊張の職場デビューまで。NHSS入社後の1年間を追体験できるクロストークです。

member

  • F.Y

    2024年 新卒入社
    Connect製造・物流グループ

    IT未経験で入社。2年目から大規模プロジェクト推進の一翼も担う。入社後のシステム開発研修は忘れられない思い出。

  • K.M

    2024年 新卒入社
    Connectマスタグループ

    「食」と「IT」に関わる仕事に興味があり、NHSSに入社。グループ全体のデータのマスタの保守管理業務に関わる。

  • M.H

    2024年 新卒入社
    S4会計グループ

    大学の情報系学科で学んだ後、新卒でNHSSに入社。経理システムの担当として、ニッポンハムグループの業務最適化に取り組む。

01食の現場を支えるために
未経験からITのプロへ

q2024年入社の3名に集まっていただきました。
いまは同じ部署でお仕事を?

  • F.Y

    いえ、それぞれ別の部署です。僕はニッポンハムグループ内の受注需給システムを運用管理する仕事をしています。グループ社員が使うシステムを数年間かけて新しいシステムに移行する「Connect」という大規模プロジェクトに関わっており、現在は最近新しくなったシステムが安定して稼働するかのチェックにあたっているところです。

  • K.M

    私はグループ全体の基本データの集まりである「マスタ」の保守管理をしています。商品コードや販売計画などのデータがもれなくマスタに登録されているかをチームで管理しながら、もっと効率的に登録できないかなども検討する仕事です。

  • M.H

    私は経理システムの担当です。ユーザーからの問い合わせ対応や、既存の外部経理システムをニッポンハムグループ向けに最適化することを目的に、改修や改善を行っています。一緒に大阪本社に入社したのに、全員違うセクションに配属になりました(笑)。私は大阪、K.MさんとF.Yさんは東京オフィス。今日はふたりの職場の話を聞くのが楽しみでした。私のいる部署はほとんど社内業務だから、色々教えてください。

  • F.Y

    NHSSはシステムを扱うので社内作業が多く、テレワークで働く日もあります。でも僕はシステムのモニタリングでユーザーの現場に行かせてもらうこともあります。実際にソーセージを製造している工場も見ました。ニッポンハムグループの社員は、NHSSにとってはシステムを使うユーザーであり、業務上はお客様でもあります。大きなグループだから、システムを通して業務が効率化されているのが現場を見ると実感できます。入社時は、ITのこともよくわからなかったのですが(笑)。

  • K.M

    私もソフトウェアに触れた経験もなかったです。そういえばM.Hさんは情報科の出身でしたよね?

  • M.H

    そうですね。大学でプログラミングの基礎は習得していました。でも就活中はIT専門の企業を目指したいという気持ちにもなれなくて、むしろ「自分は何がしたいんだろう?」って迷っていたと思います。ITの知識も活かしながら、業務の幅が広がっていきそうな職場を探してたどりついたのが、NHSSでした。ニッポンハムグループは食に関する様々な分野で事業を展開しているので働いていくなかで色々発見があると感じました。K.Mさんはどうでしたか?

  • K.M

    私も迷いそうだったので、逆に就活の軸をガッチリ固めました(笑)。「食に関わる仕事」、「大阪と東京に勤務地があること」、「IT業界」。この3つが揃っている就職先を探しました。「食」は就活を通して自分の興味が食にあると知ったからです。「勤務地」は、私の通っていた大学が岡山だったので大きな都市で働いてみたかったのもあります。「IT業界」は……難しそうだから(笑)。新卒で何もかも初めての経験になるなら、最初に難しい分野にチャレンジしたほうがいいと思いました。「食」を通してITに携わるなら、頑張れると思いました。F.Yさんも未経験ですよね。

  • F.Y

    はい。僕も学生時代は植物の研究をしていたので全くのIT未経験でした。僕にも就活の軸があって、「人と関われる仕事」と「成長し続けられる仕事」。IT業界はAIやDXなどどんどん発展している分野ですし、NHSSは未経験から入っても現場のエンジニアとして技術を追求できるだけでなく、その先に管理者にステップアップするキャリアがあることが魅力でした。実際に働きながらマネジメント層の方々の仕事を見れる距離感ですので、自身の将来像も想像しやすいと感じます。
    その意味でも、入社後の研修は忘れられないですね。いきなり未経験のメンバーでチームを組んで、イチからシステムを開発しましたからね(笑)。

02研修で開発した
「〇〇〇システム」!?

qNHSSに入社してすぐに行われる研修について教えてください。

  • F.Y

    NHSSでは入社後半年間は大阪本社勤務になり、新卒社員の研修にあてられます。僕たちの同期は6名。最初はビジネスマナー研修を受け、その後、未経験からITの技術を身に付けるための本格的なIT研修が始まるという流れです。

  • K.M

    まずはサーバーやネットワークなど「IT」そのものの仕組みを学び、次にプログラミング言語の習得に入ります。私たち2024年入社組はJava(ジャバ)というプログラミング言語でした。私が特徴的だと思ったのは、基礎学習のあとに、自分で1つのシステムを作るカリキュラムだったこと。業務に使うシステムを触るのではなく、自由に作りたいものを企画するところからでした。

  • M.H

    どんなシステムならユーザーは使いたいと思うのか。機能設計を考えることから取り組んで、全員がオリジナルのシステムを企画しました。たしかK.Mさんが開発したのは「カフェ検索システム」でしたよね?

  • K.M

    駅の近くにあるカフェを教えてくれるシステムです。カフェの情報をデータベースに入れておいて、条件に応じて表示されたら便利かなと思って。当時は何もかも手探りで、大変でした(笑)。

  • F.Y

    かなり難しかったですね。このカリキュラム、実は僕、期限までに完成できなかったんです。「ゲーム内の課金システム」を作ろうとしたんですが、決済や残高管理の機能などをつけようとしたら、全然時間が足りなくなって‥‥。

  • K.M

    それは最初に作るには難しすぎるよ(笑)!

  • F.Y

    そうですね(笑)。でも、その失敗があったからこそ仕事を予定通りに進めるためにスケジュールを調整したり、工数の見積りの立て方を考えられるようになりました。いまの仕事で絶対に必要なスキルなので、研修で気づけたのは良かったと思います。 M.Hさんの企画も覚えています。ECサイトでしたよね。

  • M.H

    そうです。プレゼント用に「まとめ買い」ができるECサイトです。普通の「まとめ買い」のECサイトじゃなくて、贈る相手に合わせて商品を選べて、選んだ商品を組み合わせたオリジナルのプレゼントボックスが作れたら便利かなと思いました。

  • F.Y

    あのサイトは実際にあったら僕でも使いたいです。2つ以上購入しないとエラーになるように設計されていたり、仕様も細かく気配りされていたのを覚えています。さすが大学で学んでいた人だと思いました。みんなからもプログラミングの質問を受けたり、頼りにされていましたよね。

  • M.H

    実は、それがちょっとプレッシャーでもありました。みんなはどんどんプログラミング力が上達していくし、経験者の自分はもっとしっかりしなきゃという気持ちもあって。ただ、だからこそ頑張れた部分もあったと思います。K.Mさんがリーダーに指名されましたよね。

  • K.M

    リーダーなんてやったことなくて緊張したけど、でも楽しかったです。みんなでプログラミングの分担を決めたり、モチベーションが落ちたりコミュニケーションが途切れたりしないように気を付けました。開発したのはフリマシステム。音楽配信システムがいいかなという話も出たけど、先輩の代ですでに開発されていてフリマシステムになったはず。M.Hさんには技術的な部分ですごく助けてもらいました。

  • F.Y

    よく覚えてます。「Nカリ」。

  • M.H

    そう、「Nカリ」! 私も大学で本格的な開発までは経験がなかったので、大きなチャレンジでした。新卒6人全員がグループで要件定義から行って、研修最後の1ヶ月で一気に開発しました。懐かしいです。

03職場デビュー「ニッポンハムグループ」の新人としての実感

q配属後の印象について教えてください。研修時とのギャップはありましたか。

  • F.Y

    実際に職場に配属されてからも、いきなりひとりで作業をさせられるのではなく、先輩からのOJTで教育していただけます。とはいえ、技術的な面ではもちろんギャップがありましたね。業務用のソフトは専門性が高く、研修で扱っていたものとは操作も異なりますから。
    コミュニケーションの面でも、こんなにも多くの方と関わるのかと驚いた面があります。NHSSの仕事ではニッポンハムグループの外にいる協力会社の方々も重要な役割を果たしておられるので、業務のすり合わせも頻繁に発生します。どのような手順でお願いしたらいいのか、言語化が大切なスキルだと改めて気づきました。

  • M.H

    私もはじめて経理システムの問い合わせを受けて、リモートでユーザー様に使い方を説明したときは本当に緊張しました。いまでは日常業務のひとつになっていますが、言葉を選んで、間違いがないか確認して伝えられたときは達成感がありました。実際に、ひとつひとつ自分の仕事を任されていくのは嬉しかったですね。

  • K.M

    私が配属後に最初に任された仕事は、サーバー移転の際にネットワークが順調に繋がっているか、データに問題が出ないかを細かく確認していく「疎通テスト」という作業でした。自分主体で相手側のサーバー担当の方とやりとりしたり、スケジュールを立てて計画通りに実施できたときは安心しましたし、やり切った感覚もありました。

  • F.Y

    僕が印象に残っているのは、先ほど話したシステム移行でニッポンハムの工場に行ったとき。担当しているシステムについて実際に使う方々に説明したり、質問に返答しているなかで「自分の仕事」になっていった実感を持てましたね。
    NHSSはニッポンハムグループという大きな組織をシステムで支えているから大きな責任があります。だからこそ研修でITの基礎を学び、新卒社員全員でチームプレーを経験したことが良かったと思います。

04これから「1年目」を目指していくあなたへ

q最後に、就活生の方々にメッセージをお願いします。

  • F.Y

    いままで培ったシステムの知識を活かしたい方。そして私のように未経験でも、人と関わりながら仕事がしたい方。
    NHSSはIT業種のシステム会社ではありますが、さまざまな能力を活かせる仕事が揃っています。ぜひ皆さんの入社をお待ちしています。

  • M.H

    NHSSで仕事をしているなかで「いいな」と思うところは、一緒に働くメンバーだけでなく、ユーザー側である相手も同じニッポンハムグループの仲間であるということ。身近な人の役に立てている、という気持ちになれます。
    「IT」という職種に目を向けてしまいがちですが、気づく力や発想力、相手の立場に立って考える力などが大切な仕事だと感じます。苦手意識を持たずにエントリーしてほしいです。

  • K.M

    NHSSは、働きがいもありながら、フレックス制度などを使って働きやすい環境を自分で作れる職場です。また、人が温かいです。職場の人間関係を重視される方は、ぜひ面接を通してご自身の肌で感じてみてください。
    皆さんとご一緒できる未来があると嬉しいなと思います。